工事の方法


1

歩道部床版コンクリートをコンクリートカッター及びワイヤーソーで切断しクレーンで撤去する。



2

車道部床版コンクリートをコンクリートカッターで切断しクレーンで撤去する。


床版と床組との縁切りをジャッキにて行う



3

仮歩道を設置し歩道切替え後、残りの床版コンクリートを撤去する。撤去に合わせて門型架設設備を組み立てる。



4

床版撤去後に床組状態で形状計測しアーチ部の付加応力を除去する。


5

橋梁端部は120t吊りクレーンにより床組鋼桁を撤去する。既設床組部材(ラテラル・縦桁・横桁)をガス切断しクレーンにて撤去する。


6

撤去した箇所に新設鋼床鈑桁を120t吊りクレーンにて架設する。横桁部材をアーチ吊り材とジョイントしもう一方は既設横桁と金具にて固定する。次に横桁間に鋼床鈑桁を架設し、横桁と添接する。


7

クレーンが届かない橋梁中央部は、門型架設設備にて既設鋼桁の撤去および新設鋼床鈑桁の架設を行う。門型架設設備を使用し既設縦桁及び横桁を切断し、吊り材に設置した軌条設備を使用し移動撤去する。架設は鋼床版横桁を吊り材部に取付け固定し、もう一方は既設桁と金具で固定する。その後横桁間の鋼床版を架設する。

下流側施工時

上流側施工時


8

車道部架設終了後に歩道部を16t吊りクレーンにて架設する。


9

既設アーチ部の塗り替え塗装、高欄の復旧等橋面設備を整備する。